2011/12/20

CHURCH OF MARS@Saint Peter’s Church NYC Dec 8

 
私のいないときにR-Evolve歌うなんて。。。

30 Seconds to Mars@Saint Peter’s Church Chelsea Setlist

 1. Hurricane
 2. The Story
 3. Was It a Dream?
 4. The Rescue (New song)
 5. From Yesterday
 6. Alibi
 7. A Modern Myth
 8. Amazing Grace
 9. Revenge
10. Closer to the Edge
11. Night of the Hunter
12. King & Queens

もともと12/5~7日の3DaysでNYC4公演Mars300ウィークだよ!ってことだったので、
前後一日づつ余裕をみて3日NY着9日発で考えていたけど、
5~7日はライブで身動きがとれないし、建築探訪もしたいから9日まで宿を取って10日発の予定だった。
それでも間近になっても6、7日以外のライブのアナウンスもないし、直前にオーストリアのライブが入ったりで
ギネス記録の300公演数足りたからNYC4公演もしなくて良くなったんかな?と勝手に思ってしまって、
10日の安い航空券が売り切れてしまった事もあって、結局9日の宿はキャンセルしてしまった。
そしたら直前になって3Daysが4Daysに変更、5日は何も無くなって9日にライブが追加されてしまった。
9日のライブは8日と同じ教会でのライブなので、まあ行けなくてもいいか。。。と思ったのは間違いだったよ!

私が機上で眠りこけていた頃、9日のライブではEchelonにR-Evolveまでも演っていた!
Echelonはまあええけれども、R-Evolveを私が立ったあとで演るなんてホント許さないよ!
8日と9日セットリスト交換して欲しい。まあ8日は賑やかしく楽しかったんだけど、
凄く聴きたかったけどたぶん聴けないとあきらめていたRevenge聴けたし、
新曲ちょっと聴けたし、それでも新曲いらないからR-Evolveが聴きたかった。
私の歌なのに。。。

7日のMeet&Greetの時に“8日はもう無いけど、明後日のCHURCH OF MARS FOR HAITIまだチケット残ってるよ。スペシャルゲストも来るよ~。ゲストはね~、言っちゃおうかな~、やっぱり言えない。でも言っちゃおうか。。。”と焦らしてるとシャノンが“スペシャルゲストはセリーヌ・ディオンです”と微妙なジョークを言ってたから、スペシャルゲストはビタミンさんでも小学生のコーラス隊でもなかった筈なんだよね。
8日のちょっとグタグタ感はこのスペシャルゲストの不在のせいなのかなぁと。
まあ正直、ファンのみんなにしてみればマーズの三人さえ居てくれれば他にはどんなゲストも不要。
最初から普通に聴かせてくれれば良かったのに~と思いました。

途中トモにもっと照明を!と言い出したり、前から思ってたけど、ジャレッドは自分の
Right、Wrongに正直だよね。思っちゃったらたちどころに実行。迷いが無い。偽りも無い。
インタビューとか見てても思うけど虚栄も無い。なので何処を突かれても、いつもどおり。
自分で自分の面倒は見れる。生き抜けると思っている強さというか、生存能力の高さ、
それは身体的な所でも。自分の身は自分で支えられる。だから高い所だってなんだって
へっちゃらみたいな。
話がそれにそれましたが、大きな舞台を終えて、少しほっとした?ジャレッドが
やはり疲れを残しつつものびのびと楽しそうで、それはそれで楽しかったけどね!

2011/12/18

MARS 300@Hammerstein Ballroom NYC Dec 7

30 Seconds to Mars@Hammerstein Ballroom NYC Setlist

 1. Escape
 2. A Beautiful Lie
 3. This Is War
 4. 100 Suns
 5. Search and Destroy
 6. Vox Populi
 7. Night of the Hunter
 8. L490
 9. Kings and Queens (Chorus only)
10. Alibi
11. Was It a Dream?
12. Hurricane
13. The Kill (Bury Me) (First acoustic then full band)
14. Closer to the Edge
15. JAM
       The Story
       Buddha for Mary
       Capricorn
       Oblivion
16: Kings and Queens

この日はVyRT(ジャレッド曰くバート!)という高品質なユーストリームでライブを生中継することになっていて、
始まる前から会場ではマーズのMVが上映されていた。それに合わせてもちろんファンは大合唱である。
ホントに何が楽しいって、この一体感。英語やその他いろいろな言葉を話す様々な人が、それでもみんな同じ歌を、同じ人たちの事を待ちわびながら歌うんだ。もう使い古された言葉だけれど、音楽は本当に国境を越える。
ライブ中継あるし、この日は前座は無いのかと思ったけどやはり違うセットが組まれている。
まあ待たされるのはもう分かっているので、今日はどんな人だろうと待っていると
出てきたのは何とも面白い人だった。今回の人たちはちゃんと自己紹介を。
Semi Precious Weapons。ボーカルはハイヒールを履いた大男。
面白い前座も終わり、会場では光るバッヂが配られて満天の星空のごとき煌めき。

この日は写真も撮らず、全身を目に耳にして楽しもうと決めていた。
このNYのライブで何が聴きたかったって日本で聴けなかった100 SunsとVox Populi!
前日も思ったんだけど、アメリカンよ、100 Suns、コーラス入る所ジャレッドがわざわざ手を上げて
教えてくれるんだからちゃんとハモれよ!一緒に歌詞歌ってんじゃねーよ!
美しいハーモニーとジャレッドのThank you!で終わるはずなのに!
もうホンマこれだけはがっかりです!
Vox PopuliはCDでもファンのコーラスが、手拍子が、足踏みが入っていて、
聴いていると大きな繋がりを感じるし、ジャレッドのボーカルがとても伸びやかで壮大な曲。
この曲を全身で聴けて、歌えて本当に幸せだった。楽しかった。涙が出た。
前日はステージの前の方だったので花道を行ったりきたりするジャレッドあまり見えなかったんだけど、
この日は花道中程に陣取っていたので、ステージで歌う姿も、花道を駆けてくる姿もよく見えたし、
花道向こうのファンの姿もよく見えて会場全体の盛り上がりが見られて本当によかった!
The Killではファンの海に飛び込んだり、ギネスの授与があったり、いつも通り聞くつもりが本当にあるのか分からないリクエストを募り、1stアルバムからのメドレーを演ってくれたり、
(予習の足りないアメリカン達はBuddha for Maryもライブバージョンで歌ってなかったよっ!F%#K A LOTだよっ!)Holly Molly!とお子に声をかけたりもう盛りだくさん。
そんなこんなでいよいよ残すはアンコールのK&Q。
私の前にいたピンクのフェイスペイントが雨で落ちて大変なことになっていたお兄さんがYou!
とご指名を受けてステージに上がっていったので、これで花道かぶりつき。燃え尽きる!と思っていたら
クラウドサーフィンで花道に出ようとした女の子が頭から落ちてバリケードの支柱に頭を打って意識不明に。
K&Qを歌い出してから事に気づいたジャレッドは曲を途中でとめ、救急隊を呼んだ。
女の子はピクリともしないし、なかなか運び出されない様子を見て、最悪の展開も頭によぎり、
何とか無事でありますようにと必死に祈った。この日に、マーズの皆がずっと心痛める事があってはならない。
その後しばらくして運ばれていった彼女は仕切り直したK&Qの時にステージに上がってきていたので
大事には至らなかったよう。本当に良かった。
JAMでちょっとだけだったけどBuddha for MaryとCapricornにOblivionまで聴けてもうホントに思い残すことは何も無いっ!

そして最後のMeet&Greetへ。
昨日のミシェルのアドバイスに従い、朝から下書きして清書して間違えてまた書き直したジャレッドへのメッセージを書いたハガキを雨に濡れないようにお菓子といっしょにスーパーの袋に入れておいた。
この日は昨日よりセキュリティが厳しく、入場前に鞄の中の飲み物と食べ物を有無も言わさず没収。
ジャレッドへのハガキも一緒に没収されてしまった事に気づいたのは入場して一息も二息もついた後だった。。。
あーもう何も言えないかも。と弱気になったけど、こんなにも素晴らしい演奏聴かせてくれた彼らに
何も言わずに日本には帰れない。旅の恥はかき捨て!と自分を奮いたたせる。
ドラムを叩くシャノンはまるで二刀流の侍みたい!めちゃんこかっこええ!って言いたかったのに、サインをしてるシャノンにHi Shannon!と言うのが精いっぱい。シャノンは顔を上げHellooooo!とねっとり挨拶してくれた。
トモの時は隣の子がアムス?にあるTOMO SUSHIのを話をしてて、トモがTOMOは日本語でFriendの意味なんやで~と言うから、そうやで~と横からちゃちゃいれたらトモもそうやんな~と。
で私の番になったのでええ名前やな~と言うとアリガト、コンニチハというので、コンバンハやで言うたらハラヘッタ言うからゴハンちゃうコンバンハ、good nightやで言うたら違う俺マジ腹ヘリやねん言うてた。ユラユラと変なステップ踏みながら。で次の隣の子が禁煙どうなっとう?みたいなこと聞いたら胸のバッヂを見せてた。えっ何それ?と私がちょっと覗いていたら戻ってきて見せてくれた。
タバコすったらキスがどうのこうのと書いてあった気がする。。。

ジャレッドには本当に今更だけど震災に見舞われた日本のために作ってくれた
Closer to the EdgeのJapanese Tribute ver.のビデオのお礼を。
ビデオは苦難に見舞われた日の丸に"TO: JAPAN  WITH LOVE FROM: THIRTY SECONDS TO MARS"
のメッセージで始まる。
この画面をTattoシールにして腕に貼っていった。
遅くなったけど、素晴らしいビデオを本当にありがとう。私も、日本のファンもこのビデオにどれだけ力づけられたか分からない。と言うと、そう言ってもらえてこちらこそホントに嬉しいみたいなことを言っていた。
で、腕に貼ってあるTattoシールを見せたら、ジャレッドが隣の子にこれ見た?と私の腕を見せながら言う。
私もそうそう見た?めっちゃええビデオなんやで~と思っていたら、ジャレッドがAmazing! 3 Dimension!を連呼している。
えっ?何のこと?!?どうやらジャレッドはビデオじゃなくて、私のTatooシールに興味深々。
いや、これ偽物やでと言うと、いやそれ分かっとうけど、3 Dimensionやん!凄い!凄い!
と感心ひとしおだった。話題がTattoシールに移ってしまったので言いたいことの半分しか言えなかったけど、
それでもまあチキンな私にしては上出来でしょう。

そして写真撮影。今日こそジャレッドのお腹ちゃんと実感しなきゃとモミはやめてさすりでいこうと、
手を脇あたりからずらして腹まで持っていく作戦を一人イメージトレーニングする。
いざ実行と思ったらジャレッドの変な羽織物をぺらりとめくってしまい、
ぎゃっと思ってSorry! It's OK!みたいなやりとりで調子を崩しつつも
なんとか持ち直しさすりさすり。左手に集中したため今回はシャノン側の右手がお留守に。
ジャレッドなんか着込みすぎや!ぜんぜん皮膚感分からんかったわ!!!
これでホントにメンバーと対峙するのも最後の最後。しんみりする間もなく流れ作業で部屋をだされる。
ひどいアザと共に帰ったのは日付も変った頃。お風呂に入ろうと下着を脱いだらCloser to the Edgeの時の紙吹雪がひらり。。。
あぁ本当に終わってしまった。あとは少しずつ今日のこの思い出を忘れていってしまうんだ。。。と
とてつもない寂しさと悲しみが。

日本でのライブが期待通りだったら、NYまで行かなかったかもしれない。
活動休止の話が出なければ、やはり行かなかったかもしれない。
そしていつもお邪魔している火星さんサイトのうららさんのマーズ活動休止についての記事を読まなければ行かなかったかもしれない。
NYでのMARS 300 SHOWが発表される前、フランス、ドイツのツアー日程を何度も何度も見ていた。
フランス、ドイツのガイドブックも手にしていた。
フランス語もドイツ語も喋れない。初めての一人での海外。やっぱり無理だ。行けない。
それでも何とか行けないか。何度も何度もこんな葛藤があった。
英語圏のライブなら、何処へだって行くのに。そう何度も何度も思った。
嘘みたいだけどアメリカでのライブが追加になったという夢まで見た。
そしたらその夢が正夢になった。これは私のためのライブだ。運命じゃなくてなんなんだと。
色々なことに背中を押され、清水の舞台から飛び降りるつもりでJUNP AND TOUCH THE SKY!
旅立つ前の不安も、今は消えてしまった腕のアザの痛みも、ライブ最後の日のせつなさも、
帰ってきてからの無気力な日々でさえも全部宝物です。

"I want to say to everybody out there, the true believers that you are here tonight, I can feel it in the room. 
I want to tell you something. You’ve done something really magical, and I don’t want you to take this too lightly. You have through your belief, through your will, through your passion, through your love.
You have made reality from a dream.
And I want everyone in here to carry this with them for the rest of their lives, okay? This is an example to all of you, all of you out there who want to do something different with their lives, who want to do something special, who want to contribute, who want to do something meaningful.
Dreams are possible. You can do what you dream.
So, after tonight, tomorrow let’s all promise we’re going to live the first day of our new lives, you understand?
Let’s promise each other we will be brave, we will fight for what we believe in, and we will live dreams.
Thank you so much for everything."  
                           Just a little "Goodbye" from Jared Leto
この日のポスター撮影、ちゃんと日の丸精一杯高く掲げて来た!

2011/12/16

WHITE NIGHT@Hammerstein Ballroom NYC Dec 6

いよいよ30 Seconds to Mars、1アルバム、2年、300公演ギネス記録、MARS 300ウィークの始まり。The Morgan Library & Museumに行って、その近辺を探訪、その後MADに行き、8thStを南下NY Times社屋を探訪しつつこの日の会場Hammerstein Ballroomへ行くつもりだったけど、昨夜もあまり眠れなかったので体力温存のためThe Morgan Library & Museumはあきらめ、ゆっくりと行動開始。

前日の夜にいきなり"NYC GET READY FOR A #MARS300 WHITE NIGHT!!"とお達しが!白い衣装で!フェイスペイントも髪も靴も真っ白でおいでと。ちょっとはよ言うてよ。こちとらもう2日も前に家出てるっちゅうねん。私のスーツケースは開けたらそれこそ下着まで真っ黒やねん!とブウブウ言いつつも、ミーグリの日だし、こっちもお祭り騒ぎには乗りたいので、朝から五番街へ向かい白い衣装を入手。
MOMA近くに見つけたSOBA JAPANというお蕎麦屋さんで朝昼兼のごはん。久々の日本食にほっこりするが、これがこの日最後の食事になろうとは。。。

お腹も膨れたところでMuseum of Arts & Designへ。
1~5階にテーマ毎に展示されている作品は結構みごたえがあったんだけど、ちょっと色々集中を欠いていて正直あまり深く印象に残せなかった。時差のせいか日中が結構眠くて外は雨も降ってきて探訪テンションが上がらないので、ちょっと早いがこのままこの日の会場Hammerstein Ballroomへ向かうことに。
一つ手前の駅でおりてNY TIMES社屋のみ簡単に探訪、歩いて南下。集合時間の2時間前には到着してしまった。会場外にはもう既に並んでいる人たちが。私はGOLDEN TICKETだから優先入場できるし、まだ並ばなくてもいいだろうと向かいのDUNKIN DONUTSへ。結局ここでも落ち着かないので一時間ほどで会場前へ。16:45必着で集合、チケット売場近くにあるMARS GOLDEN TICKETのサインを探すようにとのこと。 MARS GOLDEN TICKETのサインなんてどこにも無い。まだ早すぎるのかな?と思っていたら同じようにキョロキョロしている女の子発見。どちらからともなく声を掛け合う。このお嬢さんはアメリカの何処から来たか聞き逃したミシェル。結局この日はGTの集合場所が分からない者たちが集まってワイワイしてたら実はGAもGTもいっしょに並んでいて右側がGTなんだとセキュリティに言われる。時は既に集合時間。早くからそこにいたのに並ばずにいたためにもう既に列は結構長い。
アメリカンいい加減さに生真面目日本人激怒しそうでした。そうこうしている内にこれまた時間を大幅にすぎてGTのチェックインが始まる。やっとこGT待合室みたいな所に入り列にならんでぼんやりと待たされる。

結局会場入りしたのは午後7時前。GTの列は結構後ろの方だったが、花道を挟んでTOMO側前から4列目ぐらいに陣取る。ここでもしこたま待っていると見知らぬバンドが出てきて歌い出す。ボーカルは女性。あちこちでWho the hell are you?と。分からないのは私だけでは無いよう。前座なんて聞いてないしテンションだだ下がりのままぼんやり聴いていると会場では大声でWho are you!!!!とヤジも。数曲後かな?ある歌を歌い出したとたん会場がうぉおおおおお!とうなり声をあげ大合唱が!どうやらみんなよく知っている曲らしく、これでやっと誰か分かったよう。EMINEMとDr,DreとI Need a Doctorという曲を歌ってたSkylar Grayだった。私も↑この曲は買ったんだけど彼女のことは顔もはっきり知らなかった。そんなこんなでそこそこの盛り上がりでやっと退散。そのころすでに午後9時前である。待ち疲れてお腹も空いて、それでも電気が消え、ドラムが響き、ジャレッドの声が耳に届くと全てが霧散していく。
この、このESCAPEからのセットを日本でも聴きたかったけど、叶えられず、結局こんな所まで来てしまった!
もう後は本当によく覚えていない。ただただ大声で歌い、ジャレッドを目で追い、押され流され最後は前から2列目、バリケードの土台に乗っていた。
終わってGT待合室に帰ったのは午後11:30頃。もう空腹も疲労もなにもかもよくわからんブレンド具合。残すはバンドとのMeet&Greetと写真撮影。あーめっちゃ緊張する~とふーふー言っていたら隣のミシェルにYou makes me nervous !と怒られた。ジャレッドまであと数人と言うところで、私のチキンハートが大暴れ、わ、私ジャレッドに話しかけるの明日にするわ。と敵前逃亡。サインをiPhoneにしてもらうつもりなのに、カンペもiPhoneのメモ帳に入っているからカンニング出来ないんだもん!
結局サインをしてくれてるジャレッドにHi Jared!と一言。するとジャレッド顔を上げて私を見、アリガトウと日本語で挨拶を。嬉しくなってYeah! I'm from Japan!というとまたなんかアリガトウみたいなこと言って隣のミシェルへ。今はほっそりしたお嬢さんのミシェルは18ヶ月前、マーズの曲にinspireされてダイエットを決心。その事をジャレッドに報告し、恥ずかしいけど昔の自分の写真にサインを貰うんだと。
結構長く喋っていたのでその間隣からガン見。私のガン見ビームが痛かったのか、ちらりとこちらを見る。でその隣のロンドンから来たヘザーの所へ。ネックレスがいいねみたいな事言うてた。もちろん私は引き続きガン見中。そりゃ見るっちゅうねん。そしたらまたこっちを見て、何を思ったのかチョンっとマジックで私の喉をつつく。一瞬何今の?と思っていたらミシェルとへザーが黄色い悲鳴でHe touched you!と。いやいやぜんぜん触ってないから。。。He poked me by pen.
遠くから来た日本人へのサービスなのかガン見への抗議なのか。とにもかくにも皆無事ミーグリも終わり、安堵して写真撮影へ。言いたいことをちゃんと言えたミシェルが、手紙に書いてきたら?言えなくなったらそれ渡してしまえばええやん?とアドバイスをくれたので、明日はそうしようと決心する。

記念撮影はバンド3人並んでシャノンとジャレッドの間に隙間が開いていて、観光地の顔出し看板がごとくその隙間にファンが入ってパシャリ、流れ作業でどんどん進んでいく。マーズの皆はそりゃ2年300公演は伊達ではない。一瞬でキメ顔作ってどんどん撮られてくが、私ら笑顔つくる暇もなし。私は元もあれだが、写真となるといつもぎこちなく写ってしまうので写真はもうどうでもいいからお触り禁止だったミーグリの代わりにポーズとる振りして両脇の二人のお腹あたりを触り倒してやろうとそればっかり考えていた。そしていよいよ私の番、カバンをスタッフに預け、シャノンとジャレッドの間に。もうお腹お腹!と触ることしか考えてない私は、とにもかくにもシャノンの腹に手を掛け、で逆の手をジャレッドのお腹に掛け、ちょっくらもみもみしてやろうと思ったら、シャノンが私のお腹をモミモミ。あっ先越された!モミ返さなっ!とモミモミモミモミ。右手に集中しすぎて左手がお留守に。ジャレッドのポニョ確認失敗。あっという間にパシャリと撮られ、スタッフに荷物を渡されながらThankyou!と誰とも無く言って流れ作業で部屋を出される。ふらふらと階段を上がるとそこは余韻残る会場。先に出ていたガールズが舞台の写真を撮っている。皆はこれでミーグリも最後。なんだかしんみりとしながら皆で会場をバックに写真を撮り合う。外に出れば人もまばらで霧がかった真夜中の摩天楼。タクシー拾ってホテルに帰ったのは午前2時前。

はじめてのMeet&Greet。ライブ後でみんなクタクタだろうに、あんなに丁寧に時間をかけて一人ひとり話を聞いてサインをしてくれるとは。メンバーの真摯な姿に何より感動しました。ファンのみんなもいっぱい待たされて、会場では押されて揉まれてこれまたクタクタだろうに、本当に楽しそうで、幸せそうで、嬉しさのあまり涙する人や笑みがこぼれっぱなしの人。この場に居られて私も本当に幸せでした。
初めて目の前で見たジャレッドは血の気がなく、小さくて本当に細くて、あぁもうほんと限界なんだなと思いました。こんな姿を見たら寂しいなんて軽々しく言えないよね。
恒例のポスター撮影、用意していた日の丸扇子を掲げたが、なんと日の丸裏返ってた。
ただの白い蒲鉾みたいなものが。。。

2011/12/11

MARSネイル


NYCでのMARSライブに合わせたネイル。伊丹空港→成田空港の機内からネイルについて質問攻めに。NYで買い物中、ライブ中、至るところでイイねと声をかけられた。

2011/12/05

Metroporitan Opera

大理石の柱が裾野で広がり床と一体になって溶けていくよう。訪れる者の視線を釘付けにしていたシャガールは中に居る者からはなかなかお目にかかれない。
明かりを落としながらシャンデリアが上がって行く。
下から見たのでは分からないだろう想像以上に奥行きのある空間にただよう音。
幕間にシャンペンと洒落込みたかったが、せっかく着替えたワンピも披露出来ないほど寒くて結局ホットコーヒーとサンドイッチをがぶり。ほんとに美味しかった。
ボーン、ボーンと厳かな鐘は後8分で休憩終わりの合図。

Whitney Museum

設計:Marcel Breuer

内部もとても素晴らしい。 一階ホールの照明も見惚れるが、階段の照明も内装を素晴らしく表情豊かにしている。荒い仕上げの壁、黒い階段と踊り場、木の手摺がとてもいい。 

MET

GUGGENHEIM MUSEUM

設計:Frank Lloyd Wright

残念なのかそうでないのか。
この展示でないと恐らく上階の写真は撮れなかったと思う。でも!
渡米前にすでに大盤振る舞いしてしまったので、自分のお土産は美術館のポストカードだけと決めていたけど、出発前にこれだけは自分に許そうと思っていたグッゲンハイムの傘が売り切れ!

2011/09/28

Artifact

30 Seconds to Marsライブの余韻に浸り続けております。
ただ、ワールドツアーの日程が残り少なくなってくれば思い出さずにはいられない。活動休止の話。

私はにわかファンなので詳しい状況がよく分からないんだけど、
3千万ドルの支払いを命じられたEMIとの訴訟とかいろいろありながらも
3rdアルバム「This is War」ができるまでを追った「Artifact」というドキュメンタリーが作られている。
まだ全編は公開されていなくて、Previewを観ました。
いつも余裕かましてるっぽいジャレッドの疲れ果てた姿。そりゃちょっと休みたいよね。


ところでジャレッドさん↑この奥に見える卵型の椅子!
エーロ・アールニオ (Eero Aarnio) のボールチェア (Ball Chair) じゃないですか?



この大理石スタンドの照明はアッキーレ・カスティリオーニ (Achille Castiglioni) のアルコ (Arco) 風?
左側のクリアな2脚の椅子はジャレッド主演映画「Mr. Nobody」でおじいちゃんジャレッドが座っていた椅子!
もらってきちゃったの?
「Mr. Nobody」


シャノンの後ろのその窓はっ!


ジャレッドが弾き語るそこは!


トモ、シャノン、ジャレッドが佇むそこは!
映画「ブレード・ランナー」でも登場したフランク・ロイド・ライト (Frank Lloyd Wright) 設計の
エニス・ブラウン邸 (The Ennis House)!

ちょっと変なところが気になってしまってしまいましたが、
ドキュメンタリー全編公開されるのを心待ちにまだまだ余韻に浸ります。

Notes from the Outernet EMI vs. MARS
ジャレッドのブログ。訴訟について。
火星探査1号機 artifact
ジャレッド・レト、30STMの情報満載の素晴らしいサイト!Artifactについて。

2011/09/22

30 Seconds to Mars Japan Tour@IMP HALL

30 Seconds to Mars Japan Tour 2011
9/21 - 名古屋.DIAMOND HALL
9/22 - 大阪 IMP HALL
9/23 - 新木場 STUDIO COAST

前日9/21の名古屋でのライブは台風のため中止。
私は早くから大阪しか行かないと決めていたけど、心待ちにしていた人のことを思うと
我がことのように心が痛い。サポートのMIYAVIさんも新幹線で缶詰に。
MARS御一行は大丈夫だったんだろうか。

中国ツアーで声を失くしてきたらしいジャレッド。
ひとりきりで登場。いつものセットとは違うアコースティックのHurricaneから始まった。
私は基本アコースティックライブはあまり好きじゃない。
それでもMTV Unpluggedの30STMのライブは凄く好きだったので、
セットリストのうち何曲かアコースティックも聴きたいなとは思っていたんだけど、
ジャレッドの声の不調に会場の小ささ、客の入りも考慮してか、
The Kill、Night of the Hunter、Lady GagaのBad Romance、U2のWhere The Streets Have No Nameと
アコースティック大半のライブでした。
途中、ドラム遮音の透明の衝立をはさんでお兄ちゃんのシャノンと話し込んでいたので、
会場の盛り上がりなども考慮して変更があったのかもな、と思ったりしました。
後半A Beautiful Lieからいつものライブに。
Search and Destroy、Closer to The Edge、いつものごとくいっぱいステージに上げちゃって
Kings and Queensの大合唱で終わりました。

私はいつものCloser to The Edge TourのようにEscapeの”This is War”でセット始まって欲しかった!
でもジャレッドが一生懸命会場を盛り上げようと頑張ってるのが伝わってきたし、
アコースティックも声の調子が悪いのに聴かせてくれました。これはとても貴重だったなと。
それに後半のA Beautiful Lieからの流れは本当にめちゃくちゃ楽しかった!
最後はみんなの上げた手で前が見えないかった!
ジャレッドさびあんまり歌わないんだけど、みんなちゃんとSing Alongしてたよ。
私も完璧に歌詞を覚えて行けばよかった。今度は必ずパーフェクトに望む。
噂されている活動休止が、長いものになりませんように。
いろいろ煩わしいことも沢山あって、しんどい思いもいっぱいしたと思うジャレッド。
少しゆっくりしたら必ず戻ってきてください。

震災を受けた日本のために作ってくれたCloser to the EdgeのJapanese Tribute Version
についてもMCで話してくれた。日本ツアーのプロモーションのため?
ちょうどCloser to The EdgeのJapan versionを作っていて、そのビデオの公開前に震災が起こった。
編集を手伝っていた人が在米日本人で、震災を受けた日本のために、
特別なものにしようという話になったらしい。(意訳有)
これは30STMから、そしてアメリカから、日本への愛のメッセージなんだと!
昨年のサマソニでのライブ映像、日本のファンのみんな。日本滞在のときの30STMの楽しげな様子。何度観ても泣きそうになる。
素晴らしいビデオを、日本を思う気持ちを本当にありがとう。



※ Closer to the Edge Japan version はオフィシャルHPで観れます。

それにしても大阪会場にはびっくりした。
IMP HALLただでさえ小さいのに、オールスタンディングでもちろん客席は使っていない。
それでもぎゅうぎゅうに入っている感じでもなかった。
俳優のジャレッドが好きで足を運んでいる人も沢山いると思う。それと同時に、
俳優ジャレッドのバンドという事でなんとなく敬遠して食わず嫌いな人も多いんじゃないのかなと思ったりも。
私もそういう思いがあって視聴するまでが結構時間がかかったし、
たぶん最初のアルバムあたりで手を出していたらくじけていたかもしれない。
“This is War” は全曲ハズレ無しの素晴らしいアルバムだよ!



2011/09/11

酒井抱一と江戸琳派の全貌

酒井抱一と江戸琳派の全貌
姫路市立美術館 2011/8/30-10/2

本展は抱一が平成23年(2011)年に生誕250周年を迎えることを記念し、戦後初めて酒井抱一と江戸琳派に本格的に取り組み、現在の抱一研究の活路を開いた小林忠千葉市美術館館長を筆頭として、抱一の地元である姫路市立美術館、抱一及び江戸琳派のコレクションで随一の細見美術館の三館が研究・企画協力。抱一の代表作である「夏秋草図屏風」(重要文化財)をはじめ「風神雷神図屏風」など計約270点を3期に分けて展示する過去にない規模で、抱一と彼の率いた江戸琳派を多角的に検証しその全貌を明らかにします。

抱一の「風神雷神図屏風」が第一期(8/30-9/11)で展示が終わってしまうので観てきました。
俵屋宗達が描いた「風神雷神図屏風」(国宝)を尾形光琳が模したものを模した物。
私は初「風神雷神図屏風」だったので、きらびやかな中に勢いよく描かれている神々が
強烈で圧倒されたのだけれど、すぐにその感動は上書きされる。
抱一の弟子、鈴木其一が描いた「風神雷神図襖」。
屏風ではなく襖絵であるし、模写ではないので、背景も金箔ではなく暗澹たる墨色。
墨色の中に暗雲をまとう風神雷神は鳥肌物でした。

抱一展に行っておきながら、思い返すのは其一のことである。
「萩月図襖」、そしてなんといっても「芒野図屏風」
風が抜けていくのを感じるような素晴らしさでした。

抱一の大きな作品の中にはちょっと大味な感じを受ける物もあったけれど、
それでも「四季草花図雛屏風」や「十二ヶ月花卉図短冊」などは
鮮やかで緻密で素晴らしかったし、「月夜楓図」の静謐な夜も素晴らしかった。

尾形光琳の「風神雷神図屏風」の裏に描かれた抱一の「夏秋草図屏風」(重要文化財)
は第三期(9/21-10/2)の展示。もう一度行かないと。

「月夜楓図」をモチーフにした「十六夜」
「青楓朱楓図屏風」をモチーフにした「つた紅葉」