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2013/01/17

ヤオコー川越美術館 三栖右嗣記念館

設計:伊東豊雄さん

建物は平屋で田の字型のエントランス、2つの展示室、ラウンジからなる小さく単純な平面プランであるが、展示室1は同じく伊東豊雄さん設計の瞑想の森の有機的な柱のように屋根が中央で絞られ床まで至る。部屋の中に大木が生え梢に日が遮られているかのように明るさを押さえた室内。続く展示室2は一転して山が裾野から伸び上がるようなトップライトのある屋根になっていて明るさに満ちている。展示されている作品の違いとも合っていて素晴らしい。
唯一窓があるラウンジの天井には外の水面のきらめきが映る。
エントランスの小さな丸いトップライトの下に照明を埋め込んであるのはせっかくのトップライト台無しじゃないのかな?照明とトップライトを分けたらいいのに。





2012/11/29

多摩美術大学図書館

ゆるやかな坂を登った先に図書館はある。図書館の中に足を踏み入れてもその坂はまだ続いているのだ。キャンパスの斜面に沿うように建てられている。屋内でいて屋外のようでもある。

ゆるくカーブした外壁にそれぞれ形の違うまるで手書きのような円形の窓。凹凸のないコンクリート打ち放しの堅いイメージを柔らかくしている。
SRCのアーチを構造体に用いることで構造体の重さを感じさせない外壁、内部空間になっている。
傾斜のあるコンクリートの床を逆手に取ったユニークな椅子が置かれていたり、開放的で肩肘の貼らない図書館のイメージとはかけ離れた印象を受ける。丸っこい椅子に腰掛けて友達と映画を観ていたり、うたた寝にぴったりな長いすで爆睡中の学生さんがいたりと、楽しくて長居したくなるような図書館でした。


2011/09/09

岩田健 母と子のミュージアム

設計:伊東豊雄

今治市伊東豊雄建築ミュージアム



設計:伊東豊雄

瀬戸内の海を背景に建築家伊東豊雄さんの作品を展示するスティールハット(写真1、2枚目)と、
旧自邸を再生したシルバーハット(写真4枚目)からなる美術館。

スティールハットでは、入口で靴を脱ぎ寝っころがっったりしながら思い思いに観ていく。
伊東さんの手がけられた建築、コンペ応募案の模型が展示され、
伊東さんをはじめ、数々の建築家の言葉がちりばめられている。

シルバーハットでは伊東さんの実施設計図(製本)を手に取ることができる。
ほかにもコンペ案や東京オペラシティ他で開催された展覧会展示計画、デザインプロダクトなど
さまざまな資料が収蔵されています。

この近くには「ところミュージアム大三島」という小さいけれど面白い美術館があって、
この一館のためだけには行きにくいと思っていた大三島。
今回伊東さんの美術館が出来て、さらに数キロ先に伊東豊雄さんが設計された
「岩田健 母と子のミュージアム」も開館して、探訪するのに魅力的な島となりました。

2011/06/19

瞑想の森

設計:伊東豊雄

伊東豊雄さんの瞑想の森は日本で行きたい所の5本の指に入るぐらいだったので、
対峙した時はもう半泣きでした。
斎場なのでここで時間を過ごす人たちが少しでも気持ちが穏やかになるようにと考えられている。お別れをする炉前ホールから火葬炉への扉は周囲の壁と一体となっていて、
開くまでそこが火葬炉への入口と分からないように配慮されているとのこと。
建築で人を思いやれるのだなぁとここでもまた泣きそうになる。

2011/05/28

大社文化プレイス

設計:伊東豊雄

建物から内装までデザインから配色まで一貫してコントロールされているのが心地よい。
外部の痛みの酷い部分もあるが、建築家のコンセプトを崩すことなく利用されている。
ただ、方向によってバランスの悪い建物にも見え、その方向がおそらく一番多くの人が見るであろう
というのが残念な感じ。