2011/05/28

島根県建築探訪

大杜文化プレイス↓
島根県立古代出雲歴史博物館

出雲大社

出雲ドーム

ビッグハート出雲

加茂文化ホール・ラメール

来待ストーンミュージアム

足立美術館

くにびきメッセ

松江地方合同庁舎

島根県立美術館


総移動距離 約600Km 
総移動時間 約10時間

島根県立美術館

設計:菊竹清訓

日本夕景100選に選ばれている場所だそうで。宍道湖に沈む夕日がそれはもう絶景!
なんですが小雨降るどんよりした天気で夕日も何もあったもんじゃない。
ここはちょっと期待が大きすぎたのか、建物自体は形は面白いのだけれど、
外装、内装なんかがどうもちぐはぐで、建築の平面をモチーフにしたソファーなんかがあるのに、
一番目に付くところのスツールがもうてんで合わない物だったり。
 
コレクション展で杉本博司さん作品大放出で、ずっと観てみたかったジオラマシリーズと、
劇場シリーズ、壁に区切られた次の間に一歩はいるとほぼ360度海景が取り巻いていた。
圧巻でした。なのでまあよし。

くにびきメッセ

設計:高松伸

足立美術館

加茂文化ホール・ラメール

設計:渡辺豊和

島根県立古代出雲歴史博物館

設計:槙文彦

エントランスホールがシースルーで向こうの山が見えてるわけです。
そういうの大好きなもんで、もうちょっとうるっとしながらズンズンあるいていくと、
あれが見えてくるわけです。出雲大社のシンボル【X】
屋根のてっぺんに付いている千木。
博物館内に千木の実物大が飾ってあるんですけど、
目の当たりにして、この建物のXを思い浮かべてまた意味もなくじーんとしてしまいました。
シースルのホールからはこのXの横に出雲大社の千木が見えるそうですが、
ただいま絶賛素屋根中で見えませんでした。

大社文化プレイス

設計:伊東豊雄

建物から内装までデザインから配色まで一貫してコントロールされているのが心地よい。
外部の痛みの酷い部分もあるが、建築家のコンセプトを崩すことなく利用されている。
ただ、方向によってバランスの悪い建物にも見え、その方向がおそらく一番多くの人が見るであろう
というのが残念な感じ。

2011/05/08

但馬国府・国分寺館

設計:栗生明

植村直己冒険館


設計:栗生明

クレバスをイメージしたエントランスホールがつらぬく。
二人並んで歩むには狭い。前も後ろも見えるのは細く長い通路。でも上からは日が差込む。
だれよりも大きな探究心と好奇心で壮絶な自然や孤独に立ち向かった植村さんを偲ぶのに
ぴったりな建物だと思いました。
展示の紹介のパタパタ紙芝居みたいなのが手書きのイラストですごく良い感じ!
エントランスに続く入り口にはピッケルが埋め込まれている。

兵庫県木の殿堂

2011/05/06

禅居庵×FOIL「明日はわからへん。」

和室に展示されているため、作品は足元に立てかけてあったり床の間に飾られていたり。
作品の近くに腰を下ろして観たり、縁側から腰掛けて観賞するようになっていたり、
気持の良い空間だったが、私にはあまり強く印象に残らない展示だった。

三沢厚彦「MEET THE ANIMALS!」

あいちトリエンナーレで観た作品も多かったが、
あいトレではノアの箱船に乗込むかの如く大きな空間に一堂に会していたが、
今回は小さな部屋に数体、和室に隠れるように佇んでいたりして
展示の仕方が大きく違うのでとても楽しめた。
視点の合わないひょうひょうとした動物たち。
粘土で作られた溶けてしまいそうなヨーダやチェブもいたよ。

2011/05/04

司馬遼太郎記念館

 
 
圧倒される壮大な書庫は、それそのまま司馬遼太郎氏のとてつもなさを表す。
色の無いステンドグラスが光を柔らかく、覗く景色を曖昧にして現実感を薄れさせる。
司馬さんの思考を、想像を、垣間見るような気分になる。