設計:佐藤総合計画
図書館内部壁面になにやら観たことのある女の子の作品が。
なんと奈良美智さんの「Melting Moon」という作品である!
帰って調べてみるとどうやら草間彌生さんの「水玉の銀河」という作品もあるようだ。
空間造形コンサルタント
2011/04/09
2011/04/08
「プリズム・ラグ ~手塚愛子の糸、モネとシニャックの色~」展
大山崎山荘美術館に展示するのにこれほど似合う作品はそうそう無いなと思うほど
建物との相性がすばらしい展示でした。
展示室室内に施されている木のレリーフに呼応するようなドローイング、
室内のずっしりとしたファブリックと作品の元となっている織物。
サンルームをめいいっぱい使って、光を背に展示されている作品。
できあがった織物の糸を引抜いたり、刺繍の裏側が透けることで時間を可視化するという作品。
ぱっと見ると落着いた色合の織物が驚くような明るい糸が折り重なって出来ていたり、
普段目にすることがなかったり、気づかなかったりするものを見せてくれる。
建物との相性がすばらしい展示でした。
展示室室内に施されている木のレリーフに呼応するようなドローイング、
室内のずっしりとしたファブリックと作品の元となっている織物。
サンルームをめいいっぱい使って、光を背に展示されている作品。
できあがった織物の糸を引抜いたり、刺繍の裏側が透けることで時間を可視化するという作品。
ぱっと見ると落着いた色合の織物が驚くような明るい糸が折り重なって出来ていたり、
普段目にすることがなかったり、気づかなかったりするものを見せてくれる。
マンガ家 井上雄彦 親鸞を描く
京都、東本願寺で井上雄彦さんの描かれた「親鸞」の屏風を観てきました。
井上さんのファンと思われる若者やら、親鸞さんファンと思われる年輩の方々など、
文字通り老若男女で朝からにぎわっていました。
辛いことも、楽しいこともすべて飲みくだして凛とある親鸞さんに会えました。
お近くの方は是非。
井上さんの屏風制作中の心境や込められた思い。
東本願寺の機関紙『同朋新聞』4月号
屏風日記 ~ボーズの漫画家が屏風に坊主の絵を描くということ~
Inoue Takehiko on the web
2011/04/06
The Third & The Seventh
The Third & The Seventh from Alex Roman on Vimeo.
言葉を失ったまま観終わって何がびっくりってフルCGである。
私は直島のオーバルが出てくるまで気がつきませんでした。
すばらしい建築のディティールやテクスチャーをすばらしいアングルで映し出していく。
BGMは映画「ガタカ」で聞き覚えのあるマイケル・ナイマンの「The Departure」と
サン=サーンスの組曲「動物の謝肉祭」をアレックス・ローマン自身がアレンジしたもの。
ぜひともフル画面でごらんあれ。
http://www.thirdseventh.com/
以下出てくる建築。
分らない建築もいくつかあった。ご存じの方是非教えてください。
(白い座席のホールは何処かな?)
安藤忠雄
Tadao Ando
司馬遼太郎記念館
Shiba Ryotaro Memorial Museum
ミース・ファン・デル・ローエ
Mies van der Rohe
バルセロナ・パビリオン
Barcelona Pavilion
サンティアゴ・カラトラバ
Santiago Calatrava
ミルウォーキー美術館
Milwaukee Art Museum
ルイス・カーン
Louis Kahn
エクセター図書館
Phillips Exeter Academy Library
フランク・ゲーリー
Frank Gehry
ウォルト・ディズニー・コンサートホール
Walt Disney Concert Hall
ラファエル・モネオ
Rafael Moneo
バルセロナの講堂
Barcelona Auditorium
安藤忠雄
Tadao Ando
ベネッセハウス オーバル
Benesse House Oval
岡田哲史
Satoshi Okada
富士北麓の家
House in Mt. Fuji (Forest Refuge)
ルイス・カーン
Louis Kahn
バングラデシュ国会議事堂
The National Parliament Building of Bangladesh
Label:
Architecture
2011/04/01
対談:谷口吉生・杉本博司
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催されている「杉本博司 アートの起源|建築」
関連プログラムとして開催された対談。
谷口吉生さんは丸亀市猪熊弦一郎現代美術館をはじめ、香川県立東山魁夷せとうち美術館、
東京国立博物館法隆寺宝物館、豊田市美術館、ニューヨーク近代美術館新館
などを手がけられている建築家である。
写真家杉本博司さんは、無限の倍という焦点距離を設定して
焦点があわない<建築>シリーズなど、建築に関わる作品だけでなく、
直島の護王神社や、IZU PHOTO MUSEMUの内装など実際の建築にも活躍の場を広げられている。
建築は人や物、情報の器なので頑張って建築だけで見せようとすると駄目。
とおっしゃる谷口さんは、敷地の形状や法規的な制約を打破していくことにより
面白い物が出来るのだと。
方や杉本さんは展示にあわせて間仕切りやらレイアウトを考えていく内に
建築に手を出さずにはいられなくなったと言われるように、
自分の思い通りの形を創造していこうとすると法規的なものは
足かせになることが多いよう。防煙バカタレとの迷言も飛びだしていた。
このように建築に対するスタンスも違い、杉本さんの建築についての認識不足もあり、
ややかみ合わない所もあったように思われる。
それでも谷口さんの話を聞ける貴重な機会であったことは間違いない。
●今回の地震について
は想定を超える時代が来るということを想定していなかった。建築の責任はとても重い。
そして無力感を感じた。
地震の翌日、関東で(東京で?)設計した物全部見てきた。
葛西臨海水族園の液状化が一番怖かったが大丈夫だった。
液状化を懸念していたのでなるべく単純な形でバランスが良い建物にした。
60mの杭を打っているそう。
●20周年になるMIMOCA
外壁は黒くて光らない硯のような石をさがしてイギリスへ。
吸水率など耐久に対する検討もしたが、外壁に斜めの線が浮き出てきた。
なんとか消そうとしたが猪熊さんがこの方が面白いと言ってくれたのでそのままになっている。
建築は人とか物とか情報の器なので頑張って建築だけで見せようとするとだめ。
MIMOCAも最初ちょっと大きな箱みたいで心配だったが、
猪熊さんの作品が入ることによりよい感じになった。
杉本さんは現在計画中の小田原の建築について、石の選定や積み方などの話を
されていましたが、正直退屈でした。谷口さんを前にそんな話ちょっともったいなくないですか?
<建築>シリーズについての話をもっと聞きたかった。
Label:
Architecture,
Art
登録:
投稿 (Atom)