2012/08/28

虎屋菓寮


設計:内藤廣
照明器具は虎屋のマークを象ってある。

2012/08/27

M.C エッシャー展 変容・無限・迷宮

佐川美術館で開かれていたハウステンボス所蔵の「M.C エッシャー展 変容・無限・迷宮」展。
遠近感などから目の錯覚を使い実際ではあり得ない空間が描かれていたりする、トリックアートで有名ですが、私は空間の次元が絡み合った作品にとても惹かれました。
Sitll Life and Street
Encounter
Other World
Puddle
自分で思っていた以上にエッシャー好きでした。

樂吉左衛門館 茶室

佐川美術館の樂吉左衞門館。樂吉左衛門さん自らいろいろなアイデアを出され設計の創案、監修を行われたそう。
佐川美術館はコンクリートが杉板型枠で打たれており、地肌に木目がついている。樂吉左衛門館、茶室ともに同じように杉板型枠で打たれているが、佐川本館より木目時が薄く、色も深いブラックコンクリートが使われている。茶室の中だけでも場所によって目地の板幅、向きなど細かに変化をつけられている。
インドネシアの木材であったり、元は装飾用の斧だったものを花器につかったり、足を踏み入れる人が身体全体で愉しめるような工夫がこらされていて、「守破離」の精神(伝統を身に染み込ませてからさらに新しいものに昇華させていく)を地で行く茶室でした。堅苦しさはなく、もちろん伝統を軽んじている訳ではなく。

俯仰軒、葦と因幡の白兎のガマがゆらゆら風にそよいでいる。涼しい風が、風が文字通り吹き抜けている!目に映る景色と肌に感じる涼やかさに思わず声がでる。と思ったらエアコンついてました。そしてガラスちゃんとはまっています。大きな一枚ガラス。衝突防止マークとか無粋な物も付けられていないので、ほんとに屋外なのかと思うぐらい眺望が素晴らしい。
自分が立っている畳から、石の土間、目前に広がる水庭へとそのまま歩いて行けそう。
実際このガラスは全部開け放てるそうです。
茶室見学すると写真集もらえます。

2012/08/21

Summer Sonic OSAKA 2012 8/19

サマーソニック大阪行ってきた!
体力の消耗を考えてGrouploveとThe Vaccinesは見送ってPassion Pitから観ようと思っていたけど、シャトルバス、リストバンド交換とスムーズに行ったのでヴァクシーンズ途中からオーシャンステージに。If You Wannaは夏の野外にぴったり。なかなかいいスタート。
OASISに美味しそうなものがいっぱいで何か食べたかったけどパッションピット開演が迫っていたので持参したおにぎりをほおばってマウンテンステージに向かう。
のっけから盛り上がりMAXでちょっとビックリするぐらい楽しい!英語あんま通じないと感じたのかマイケルは途中からあまりMCもせずそれでも盛り上がりまくりのオーディエンスのノリにかなりテンション上がってそうに見えたのは贔屓目だろうか。最初から最後まで素晴らしい一体感。音がしそうな程暑い日差しの中、時折海から吹く風が心地よく夏の祭に文句なしのライブでした。登場、退場ともマサチューセッツから来たパッションピットだよ~と律儀に挨拶。来日直前までマイケルちょっと大変な時期だったらしいのだけど、こんな素晴らしいステージを本当にありがとう!単独待ってるよ!

ちょっと体力を使いすぎたので今度こそ何か食べようと思ったのに移動で時間があまりない。持ってきた500mlの水もパッションピットで飲み干した!結局ローソンでおにぎりとアクエリ、水購入。知人を探しがてらソニックへも足をのばし、その涼しさに後ろ髪を引かれながらDeath Cab for Cutie観るためにマウンテンへ戻る。Franz Ferdinandを前の方で観たいのでまったり聴いて途中で抜けるつつもりだったので私のテンションも緩め。You Are a Touristが夏空に染み渡る。
開始30分前にオーシャンステージ到着したものの、トリのグリーンデイ一つ前、さすがにもう結構いっぱいでモッシュピットはもう一柵前なんだけど辿りつけない。
アレックス・カプラノスさんサングラスをかけて登場。暑いよね。お茶でもどうのこうのとMCの艶めかしい早口にテンション上がる。
場所のせいか周りはすこし大人しめ。新曲Right Thoughts! Right Words! Right Action!も予習不足なのかノリが悪い!やっぱりもっと前に行きたいなと思っていたらDo You Want Toが始まったとたん左側がモッシュでがーーーーーっと雪崩れとっさに私も流れに飛び込む。かなり前に流されてモッシュピットに。でも周り男の人ばかりで逆にあんまり見えなくなった。Transmission Partyの歌詞はOSAKA Partyって大阪バージョンで歌ってくれた~!
Outsidersの最後の4人ドラム連打はもう痺れまくりだった。
ホントに暑いけど熱い!全身滝のように汗をかきながら、ライブの時間半分は宙に浮いてたんじゃないかというほど楽しみました。カプラノスさんOSAKA連呼、ぴょんぴょん跳ねてめっちゃノリノリでした。一昔、いや二昔前の真面目学生さんのような装いなのにSo Sexy!
Sigur Ros、CDけっこう聴いてるんだけど集中して聴ける曲と、BGMのように流してしまう曲とあって、今一ぴんと来なかったんだけど、野外のシガロスは凄い!と方々から聴いていたので結構楽しみにしてました。
本当に凄かった!途中地べたに座って力を抜いて全身を耳にして聴いていた。音が広がってすっぽりと包まれる。海から風が吹く。音が夏の夜空にすーっと溶けていく。現実が曖昧になりそうなところでオーシャンステージのグリーンデイが聞こえて来て引き戻されるw。
べだべだですが、Hoppípolla本当に言葉にならないぐらい超絶だった!
シガロス最後まで聴くつもりだったんだけど、曲の合間にオーシャンから聞こえてくるグリーンデイ気になっちゃってちょっと早めに移動。
すごい人いっぱいだったのでかなり後ろからでしが、みんな凄く楽しんでるのが見えてこれはこれで楽しかった。
途中数人のファンにステージに上がっておいでと呼びかけ、上がっていった数人のファンはとっても楽しそうで物怖じしない人達ばかり。次々にBJに抱きつきマイクを奪う一幕も。その中の一人にBJからギターのプレゼント。ファンとの絡みがすばらしい!終盤では寝ころんでHey Judeを歌い観客も大合唱!アダムも観ておきたかったので後ろ髪を引かれながらもソニックに向かう。その途中なんとかAmerican Idiotも聴けて良かった。
ゆっくり涼みながら観ようと思って2階席へ。ソニックあんまり埋まっていない。それでもみんなめちゃくちゃ楽しそう。私も着席したはいいが、いてもたってもいられなくなり急いで1階へ。
アダム聴くの久々だったんだけどやっぱり楽しい!東京も行った知人曰く、アダム東京では目が笑っていなかったけど、大阪では本当に楽しそうだったと。
もう足ガクガクなんだけど、やっぱり飛びまくって私のサマソニ参戦無事終了。
マイベストアクトは最初から楽しみにしていて、サマソニ予習してるときに一定量に達したかも。ちょっともう聴きたくないかもと思ったFranz Ferdinand!ぜんぜん一定量に達してなかった!早く新譜出してください!そして単独で来てください!
で、帰ってきてからずーーーーっと聞いているのはPassion Pit。素晴らしすぎた。新譜Gossamerアルバムカバーのピンク色のシャツを着ていたマイケルもセットリストも観客もすべてが完璧でした。
やっぱりライブはCDで聴くのとぜんぜん違う。微妙だったバンドも見違えたりするから面白い。
そして何より、野外のライブは屋内とぜんぜん違う!本当にめちゃくちゃ楽しかった!
ただフランツと被っていてGotyeが観られなかったのが本当に残念!来年ツアーでまた来るって言ってたのでそれまで我慢。




<次行く時のための備忘録>
これを書いている翌日の今日は首も腕も痛いし足も酷い筋肉痛で小股すり足でしか歩けない!2Daysで行ってたら2日目は使い物にならないところだった。ウォーミングアップ、クールダウンを忘れないようにしないと!
汗対策、虫対策でレギンスは必須。短パンだけだと流れる汗が気持ち悪いしマウンテンは草生えてるので蚊やら何か虫が怖い。そして前もってコンタクトは慣らしておこうね。